- 和室を作ろうか悩んでいる。
- 和室を作りたいけど、小上がりにしようか迷ってる。
- 今時の和室って、どんなのがあるの?
和室を作るならばどんな和室にするか、そもそも和室を作るのか、迷っている方は多いのではないでしょうか?
※ここで言う「和室」は、畳コーナーならびに畳スペースを含みます。
育児中の方にとっては、畳の部屋があると、子供がお昼寝したり、おもちゃを広げたりと、とても便利です。
転倒しても、畳は柔らかいので、安心です。
この記事では、和室の種類とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。家づくり検討中の方におすすめです。
記事を参考にすれば、和室の種類やそれぞれのメリットを知ることで、育児でも役立つ最適な和室の実現に近づきます。
子育て世代にとって、和室は便利なスペースになることは、間違いありません。
メリットとデメリットを踏まえ、皆さまに最適な和室を見極め、実現しましょう。

子育て世代は、リビング併設の和室がとても便利!
独立した和室は、車いすなどを使う可能性がある老後には、使い勝手が悪くなるので、おすすめしません。
子育てに最適な和室【特徴6選】

リビング併設であること
リビング併設である和室は、大変便利です。
子供がお昼寝をしたときは、すぐに和室へ連れていき、寝かせることもできます。
また、リビング併設の和室で子供が遊んでいてくれれば、リビングにいる親も目が届くので、安心です。
子供はよく転倒しますが、畳ならば、さらに安心です。
他にも、子供がいるご家庭は、おもちゃがリビングに散らかりがちになります。
しかし、和室という境界線があると、おもちゃ箱までは片づけられない子供も、和室までなら持って行ってくれます。
小上がり収納があること
育児はかさばるものが多いため、小上がり収納は、あると便利です。
我が家は、楽天セールでまとめ買いした「おむつ」を収納していました。
子供が2歳、3歳の年子だった時は、おむつの消費量が多く、場所を取っていたので、小上がり収納が大活躍でした。
また、収納は無くても、小上がりであるだけでも、子供が和室で遊んでいるとき、親は小上がりの段差に座ってられるので、親は楽な姿勢で見ていられます。
ただし、小上がり収納にはデメリットがあります。
- 収納の下に細かいおもちゃが入り込むこと。掃除の手間。
- 1~2歳児は、何度も登って、何度も落ちること。
収納の下に細かいおもちゃが入り込むこと。掃除の手間。
収納の下に、ビー玉など、細かいおもちゃが入ってしまう隙間ができます。
おもちゃが入るだけなら、良いのですが、ゴミが入ります。
月1回程度で、小上がり収納をすべて出し、掃除機をかけるのですが、かなり埃がたまります。
そして小上がり収納の下は、ロボット掃除機では掃除できません。
1~2歳児は、何度も登って、何度も落ちること。
子供が1~2歳の時、何度も登って、何度も落ちました。
落ちるので、ゲートを付けて、入れないようにしても、ゲートを破壊して侵入してきます。笑
そして、落ちるのに、登ります。何度でも。笑
我が家だけかもしれませんが、子供は登ることが好きなようで、常に高いところに登りたがります。
対策として、小上がりを降りたところに、プレイマットを敷きました。
また、室内用ジャングルジムを小上がり横に置いたところ、それを伝ってよじ登ったりと、良い運動にはなっていました。(落ちますが。笑)
フラットであること
一番のメリットは、子供が落ちないことです。(小上がりの逆です。)
ロボット掃除機に任せられる、というメリットもあります。
その他には、小上がりよりは天井が高い、という点も挙げられます。
小上がりか、フラットか、和室を作るならば、どちらか選ぶ必要があります。
小上がりは機能重視、フラットは手間削減、といったところでしょうか。
開放的であること
開放的な和室は、リビングと一体感が生まれるので、リビングが広く感じるというメリットがあります。
また、リビングから和室が見えやすくなる為、子供を見守りやすいというメリットもあります。
我が家は、扉付の小部屋になる和室であっても、開放感が欲しかったため、3連引戸を壁の中に収納できるようにすることで、開口部を広げました。
収納があること
子供が和室で遊ぶのであれば、収納があると良いです。
子供のおもちゃは、無限に増えます。
捨てれば良いと思うかもしれませんが、捨てるにも、時間と労力がかかります。
しかし、捨てる作業のスピード以上に、おもちゃは増え続けます。
これを、ハッピーセット効果と言います。※造語です笑
ただし、収納を作る時、登った時に危ない収納を作らないように気を付けてください。
子供は、落ちると分かっていても、登って、落ちます。
ベンチになるくらいの低い収納にするか、壁一面の押し入れ収納にするかです。
中途半端な高さが、危険です。
小部屋になること

扉で仕切れる小部屋になるタイプの和室も、大変便利です。
授乳するときは、和室の扉を閉めて、授乳室にして活用してました。
また、急な来客時、子供のおもちゃは和室へ詰め込み、扉を閉めれば、すぐに隠せます。
1つ注意として、子供の空間に扉があるということは、子供は扉で遊ぶということです。
扉で遊ぶと、当然のように、手を挟んで、大号泣します。
遊ばないように注意するしか、対策はありません。
和室を作るときの注意事項
登れる収納は危険
子供は、落ちると分かっていても、登って、落ちます。
ベンチになるくらいの低い収納にするか、壁一面の押し入れ収納にするかです。
中途半端な高さが、危険です。
小上がりの段差から落ちる(1~2歳児)
子供が1~2歳の時、何度も登って、何度も落ちました。
ゲートを付けて対策しても、ゲートを破壊して侵入してきます。
そして、落ちるのに、登ります。何度でも。笑
小上がりにする場合、落ちることを踏まえて、対策しましょう。
小上がりを降りたところに、プレイマットを敷くなど、事前に対策できます。
掃き出し窓は不要
掃き出し窓は、子供が勝手に開けて、外に出ていく危険があります。
たとえリビング併設の和室であっても、リビングにいる親が見えない死角で子供が遊んでいることもあり得ます。
そんな時、掃き出し窓は、子供が外へ遊びに行ってしまう選択肢になるので、無い方が良いです。
もし窓を付けるなら普通の窓、もしくは無しで良いと思います。
我が家は、普通の窓と雪見窓を付けていますが、そこから外に出ていくことはしません。
ただし、普通の窓の縁には、登ります。
兄弟で仲良く登り、まれに落ちます。笑
雪見窓は、勝手に開けて、外におもちゃを落とすことがありましたが、割とすぐに飽きてくれました。ご参考まで。
まとめ
和室は、畳が柔らかく、子供にとって安全です。
洋室にプレイマットやカーペットを敷く方法もありますが、和室であると、大人も一緒にくつろぎやすく感じます。
子育て世代にとって、和室は便利なスペースになることは、間違いありません。
メリットとデメリットを踏まえ、皆さまに最適な和室を見極め、実現しましょう。
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